四大法律事務所(よんだいほうりつじむしょ)とは、ある地域において最も大規模な4つの法律事務所を特に指し示すときに用いられる呼称である。文脈によっては略して「四大事務所」、「四大」とも。
現在の日本では、所属弁護士の多い順に、
西村あさひ法律事務所(前身は、西村ときわ法律事務所、西村総合法律事務所)
長島・大野・常松法律事務所(前身は、長島・大野法律事務所)
森・濱田松本法律事務所(前身は、森綜合法律事務所)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所(前身は、アンダーソン・毛利法律事務所)
をして一般に四大法律事務所という(括弧内に記した前身となる法律事務所も四大法律事務所と呼ばれていた)[1][2]。いずれも広い意味での企業法務を中心とする総合法律事務所であり、代表的な渉外事務所であるとみなされることもある(かつて、特に森綜合法律事務所以外は、渉外案件の比重が高かったことから渉外法律事務所と呼ばれたが、近年は国内案件の比重が増加したため、少なくとも自ら「渉外」と称することは少ない)。また、いずれも英米の大手法律事務所のネットワークには組み込まれていない独立系の法律事務所である。
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所属弁護士の人数は2008年12月21日現在、順に、435名、325名、280名、266名であり、西村あさひ法律事務所が群を抜いている状態である。なお、5位のTMI総合法律事務所は211名で、これに所属する弁理士52名を併せれば、4位のアンダーソン・毛利・友常法律事務所とほぼ同数となる。
四の数字は所与のものではなく、時として(例えばM&Aの文脈では)アンダーソン・毛利(・友常)法律事務所以外の3つで「三大」と称することもある[3]。また、合併により西村あさひ法律事務所が誕生する以前は、「四大」に旧あさひ・狛法律事務所(又はその前身の旧あさひ法律事務所)を加えて「五大」と称することもあった。
四大法律事務所は、それぞれ、渉外案件を含む、企業法務や金融法務、大規模訴訟などを取り扱う法律事務所であり、一般に、以下の各項に記述されるような共通する性質を有するとされている。